Update 10.Oct.2013
新ロングワイヤアンテナ
再開局以来使って来たロングワイヤアンテナを移設して新ロングワイヤアンテナを設置する準備をしてきてこの度満を持してその作業に取り掛かり、少し懸念していた問題も発生したが想定していたことでもありなんとか設置を完了することが出来た。
結果として地上高は西側が約7.1m、東側が約9.4m、平均で約8m高のほぼ水平で長さが15mのロングワイヤアンテナになった。バランは既設のものをそのまま利用でカウンターポイズも既設に約6m延長してバランに接続した。
性能評価では今の所7MHzのみだが、受信ではノイズレベルが下がってシグナルレベルはS2〜3くらいは上がった様に思えるので、相対的にRS57程度だったのがほとんどRS59〜OVERになって格段に改善されたと確信出来た。同調点が以前の26MHzから24MHz付近になってこの周波数ではSWRが1.2〜1.3程度なのでチューナーなしでも使うことが出来る。
ただ、問題対策のため東側マストを細いマスト追加で延長して高さを稼いだために予定していた50MHz用のGPアンテナを取付けることが出来なくなったので別途方策を検討しなければならなくなった。
アンテナマスト西側
ガレージ横にあった既設の基台は撤去して正面にあらかじめ設置しておいた新設の基台にマストを立てて架線片端を取付けた。トップの地上高は計算上で約7.1mとなる。
5mmのクレモナロープを介してステンレス製のナス環でリングに引っ掛ける。
アンテナマスト東側
アンテナバランは既設のものをそのまま使用する。
インピーダンス比の設計値は50/300Ωなのだが多分良いだろうと判断をして。赤のマーカーは西端から15mの目印。
同軸Mコネクタはエフコとビニールテープで防水処理をしたが、ネジ端子部はシリコンシーラントで防錆、防水の処理。
コーティングでこねくり回したので仕上がりが酷い。なかなか旨く出来ないものだ(笑)
予想通り高さが足りなくて架線が屋根に接触するので急遽マストを延長したが、構成は西側と全く同じ物になった。
その為にここに予定していた50MHzのGPの設置が出来なくなった。なにか別の方策を考えることになる。
基台位置が高いのでトップの地上高が約9.4mとなり、西側より約2.3m高くなり少し傾斜となったがほぼ水平アンテナと呼んで差し支えないだろう。
滑車をナス環を使ってリングに引っ掛けて5mmのクレモナロープで昇降出来る様にした。多分いろいろと重宝すると思う。
逆L型にして給電点を下にしようとも考えたが、輻射の特性とかインピーダンス、カウンターポイズの効果などの変化が良く分からないので止めた。
カウンターポイズはどうなるか良く分からないので取りあえず既設のあった端末からマストトップのバランまで延長して接続してあるが、いまのところ良さそうだ。
傾斜ワイヤアンテナ
後日、東側マストを利用してトップから1階軒先にかけて45°ほどの傾斜でワイヤアンテナを張ってある。