1978年式で初年度登録も同じ。
1992年に走行僅か５１０Kmで物置きに放置してあったものを譲り受けて再登録したのだが、長年全く使用されていなかったため、走行距離だけは新車同様なものの、車体やエンジンは少しばかり手を入れる必要があった。
取り合えず走行必要最低限の修理整備をして、ウチの奥方の通勤用に使いながら、追々必要に応じて手を入れて行くことにした。
以下はその修理・整備の記録。
'92.9.6 510km
乗用車の後席を取り外して、そこに積載して自宅に搬入。
キャブレター分解清掃、ギャオイル交換、点火時期調整、クラッチ,ブレーキ前後,チェーンなどの調整、くたびれた中古のバッテリーを取り付け。そしてナンバープレートを取り付けて自賠責保険の証紙を貼付け。カッコワルイ純正のバックミラーはナポレオンに取り替え。
これで一応走ることが出来るようになった。
'9211.10 667km
キャブレター・フロート室からガソリン洩れ、どうやら分解した折にガスケットを傷めたらしい。
新品のガスケットに交換で完治。
'94.2.11 2026km
貸し出した際に事故で転倒、かなりのダメージを受ける。
右フロントフォーク曲り、ヘッドライトレンズ割れ、右前ウィンカレンズ割れ、ハンドル曲り、シートのベース曲りなど。
'94.4.2 2029km
廃車にして保管してあったGR80から必要な部品を取って修理する。シートはベースを曲げて修整、ハンドルはコンチからフラットに、レバーはパワーレバーに替わった。
'95.8.13 3558km
フロントフォークのオイル洩れがひどくなってきた。錆のためオイルシールに傷が付いてしまった為と判断。
フォークインナーを研摩して、オイルシール,ダストシールを総べて新品に交換。
左右でフォークオイルの量が異なることを初めて知った。
ちなみに、左96cc、右120ccと結構デリケート！
'99.3.30 7566km
排煙が濃くカブリ気味なので不完全燃焼と判断、点火時期やプラグの交換、キャブのジェットニードルなどの調整を試みたが芳しく無いのでGR80のオイルポンプに替えてみた。それでも大して変わらないようなので、しばらくして元に戻す。
'99.10.25 8715km
ウチの奥方が初めて転倒！自宅の前でほとんど立ちゴケ。
左前ウィンカー,チェンジレバー交換、クラッチレバーが折れた為ブレーキレバー共にオリジナルのものに交換、左ステップラバー交換,
曲り修整、左後ウインカー取付けステー曲り修理と、まあ、イロイロ。
'00.6.26 9915km
以前からずっと気になっていて、しばしば調整やら修理のダマシ・スカシでしのいで来たが、カブリと排煙に加えエンジンの息つきまで出て来て徹底修理を決断！
スパークプラグ交換、マフラーデュヒュ−ザ−清掃、キャブレター分解洗浄、ジェットニードルは初期状態の上から２段目に戻す。
そして最後に本当の原因に辿り着く！新しいからと疑わなかったコンタクトポイントを取り外してみたらなんと、製品不良としか思えない、コンタクトが片当りの状態で偏磨耗して表面が虫食いになっている。
GR80に取り付けていたほぼ新品の別のものに交換。
見違える様に快調！エンジンのレスポンスも良く高回転までよく吹き上がるしプラグの焼具合も良好、排煙も色,量共に薄くなった。
'01.5.13 11772km
ギャオイル交換、E.オイル10W-30SJ,550cc使用。
'02.6.7 14084km
フロントブレーキシュ−,ライニング交換。
'02.12.15 15259km
バッテリーを３度目の交換、古河6N4-2A-2
現在('03.9)、毎月走行約２００kmペースで快調！燃費は30〜35km/Lほど、まだまだ十分に乗り続けられそう。
