Update 12.Apr.2018
タワーにアンテナを設置
クリエートデザイン 248Sと218C

タワー建設当初から運用するバンドは決めていて設置するアンテナも昇降の都合、干渉、修理・メンテナンス、敷地の制約などを考慮して選定したが14MHzは今回あえて割愛した。
最上段16m高に18/24MHzダイポールの248S、その2m下の14m高に90°位相を変えて短縮型3エレ八木の218Cを取り付けた。エレベーターの昇降でエレベーターレールにブームを平行にする必要があり、ダイポールではエレメントをそれに合わすことになる。
八木アンテナを短縮3エレにしたのはブーム長が4mと短いためで、ベランダ柵の手が届く所まで降ろしてメンテや調整が可能で、強風時には回り止めの固定も出来るのでローテーターの負担軽減にもなる。
数ある3エレ八木の中で218Cに決めた理由は2nd導波器がブームセンターではなく500ミリほどオフセットされていること。これによりタワーにエレメントが干渉して昇降出来ない問題が解決。エレベーター式のタワーでは奇数エレメント等配列のビームアンテナはブームセンターのクランプでは使い難いと言うこと。
このアンテナの構成は導波器ー導波器ー輻射器で反射器がなくて7MHzは2エレメントで動作する。

2017年4〜5月 アンテナ設置作業






クリエートデザイン248Sと218C

248S一式

先端エレメント長で18MHzの周波数調整

各セクション組み立て

エフコ(自己融着性絶縁テープ)にビニールテープ仕上げ

248Sマストクランプ部 地上高16m

218C一式

ブーム組み立て完了

各エレメント組み立て


接合部は導電グリス塗布

エフコには必ずビニールテープで仕上げる

7MHzは各先端エレメントで同調周波数調整をする




輻射器エレメントのブームクランプ部とバラン、スタブ



2nd導波器エレメントのブームクランプ部

輻射器、21/28MHz2nd導波器側
ここまで下降させることができる

キャパシティハット(ストラップ)も屋根上から手が届く

218Cマストクランプ部 地上高14m

180°回して1st導波器側

1st導波器エレメントのブームクランプ部

1st導波器 道路側

218C 7MHzBand SWR測定

SWR1.5以内が7098〜7171KHzで73KHzの帯域がある

計算上f0=7135KHzで調整したが許容誤差の範囲




最可能下降位置 地上高約4.8m
ブーム及びダイポールアンテナエレメントをエレベーターレールと平行にする。
タワー頂部より地上高3.2mまでの傾斜14mのロングワイヤアンテナを架設