Update 20.Jan.2022
スタンドバイスイッチtype4
2機の設備を切り替えてコントロールする
設備の変更や増設で2台の無線機を一つのスタンドバイスイッチで 切り替えて使える様にと思って新しく作った。これまでのタイプの中でもっともシンプルなのだがリニアアンプのリモートコントロールを接続できるように した。
当局の固定の無線機は今の所iCOMのIC-7410とIC-7700で、その本体背面にあるREMOTE出力からではなくアクセサリーソケットにあるSEND端子の 入出力信号を使うのでリニアアンプ側からのエキサイターとしての無線機の送信コントロールも出来る。
この頃はパナソニック電工のこの 露出増設ボックスを色々なものによく利用しているが、フルカラーシリーズとコスモシリーズのうちスタンドバイスイッチにはこのコスモシリーズ・ワイド21 にしている。スイッチハンドルが大きくてメクラパネルなどもあり多様な組み合わせが出来るのがその理由だが、ただボックスの高さが41ミリと少し高いので フルカラーシリーズにある30ミリになるように切り取って底を付け直す加工をしている。
スイッチは両シリーズ共通で色々なものがあるので用途に応じて 選べばいいが、単極単投のオルタネートとモメンタリーの2種類の組み合わせでいいと思う。

左上 type2はtype1を改造。 左下 type3でIC-7410用だがIC-7700でも使える。

type4は無線機の選択スイッチとリモート入出力だけ。

製作
今やお馴染みのパナソニック電工の露出増設ボックスは
余分な凝った細工をしないのなら市販の電工パーツの組み合わせだけでも出来る。

下部を10ミリ切り取って高さを30ミリにして底も切り出す。

コネクタの穴加工。この後で底を接着して付け直す。

一応揃ったパーツ。この後で追加加工改造もあり。

レタリングで文字入れはしておく。ちょっと気取って^^

SW取付金具は設計ミスで大幅な改造追加工する羽目に。

取付枠にセット

ボックスに収めてみて他との干渉の有無を確認

配線はスイッチが大きいので膨らみがない様にする。
取付枠A'ssyをビスで固定してSWハンドルを取り付ける。
リモートRCAジャックは嫌いだが無線機本体もそうなので。
今後改造することがあるかも知れないが一応完成。