Update 1.Jun.2020
マイクロホンショックマウントの修理
サスペンションホルダーゴムの交換

マイクロホンのサスペンションホルダーのゴムが伸びてしまってマイクがずり下がってきて付属の 純正予備もすでに使ってしまっていた。
下側のゴムがマイクロホンの重さで引き下がり上側は縮む方に作用するので伸び方が違うが、 もう少し長持ちする耐久性のあるものはないのかと思う。
またすぐにダメになるような気がするし、 消耗品の考え方から交換用汎用品もあるようだがもう少し質のいいものをと思って作ることにした。
ヘアバンドのゴム紐とかパンツのゴム紐とか機械用丸ベルト用とか大径のOリングとかをホームセンターや手芸店、機構屋などでいろいろ探して、 こんな地方の店では貧弱な品揃えもあって適当なのが見つからなかったが、たまたま端材クズ入れの中にあった網戸の網押えゴムをみて行け そうなので使ってみた。
中空のちょっと硬めで伸びが少なく3.5Φなのでちょっと太めだがなんとかフックにも収まるので周長の違うのを三種類、 アロンアルファで付き合わせ接着で作って取り替え試して100Φのを装着したが良さそうだ。
硬めでも振動係数のQが問題になるような使い方じゃないし防振効果は少しはあるだろうと思う。
アロンアルファはゴム同士の接着には融合するような感じで良く効くみたいだ。 接着面の中空に同じゴムを詰め込んで接着面積を増やしてはいるけど、相当引っ張っても切れない。


                          2020.2月頃


オリジナルのサスペンションゴム。伸びる前のほぼ正常の状態。

伸びてしまったサスペンションゴム。予備に付け替えていたが早めの取替えとなった。

端面の中空を同じゴム材で埋めて接着面積を増やして付き合わせて接着、輪ゴムを作る。

マウントのフレームに引っ掛け装着。オリジナルより少し太めなのでフックを調整する。