Update 18.May.2016
真空管シールドケースの製作
6SN7マイクアンプに誘導ハム対策
通常設置の動作ではまったく問題ないのだが、やはり手を近付けたり真空管周囲の電界でハムを誘導する。
回り込みなどがある場合にも効果があると思うのでシールドをすることにした。
以前にはST管用のシールドケースを持っていたのだが、不覚にももう不要と決めつけて処分してしまったのは後の祭りだった。悔やんでいても仕方ないのでアルミの空き缶を加工して作ることにした。
この径のアルミ缶で候補は二つ、コーラとこの三ツ矢サイダーだったが絵柄の好みで決めた(笑)
最初は真空管ソケットと共締めでシャーシに固定するつもりだったが、仮置して真空管の抜き差しを試した所抜くことが難しいことがわかって、結局置くだけにして接地線をシャーシにクリップで接続してアースを取ることにした。
アース線に電波が乗る懸念もあったが今の所その心配はなさそうだし、手を近付けての誘導ハムも起こらないので一応用を成してはいる様だ。
ミシン目の穴をあけて底を取り去って筒にする。
底の絞りが格好いいのでこちらを上にする。
独善的に決めた長さでカットする。
好みで球の頭が少し出る寸法にした。
プルトップ側も適当な寸法でカットする。
これが今度は底(ベース)になる。
「底」を筒に無理矢理はめ込む。
なんかイイ感じ♪
開口径を大きくしてシャーシ面に密着する様にして
アース線取り付けのタッピングビス下穴を開ける。
ミノムシクリップとラグを取り付けたアース線。
線材はシリコン被覆0.3sqで柔らかくて可動性がいい。
アース線取り付け。
シャーシ底蓋の取り付けビスでラグを共締め。
ラグを少し起こしてミノムシクリップでアース接続。
アース線が見た目少しうっとおしいが、ま、いいか。