Update 15.Dec.2013
AC-DC13.8Vスイッチング電源装置
捨てるのはもったいない!有効再利用
8年前に給湯器が壊れて修理不可となって新しく取り替えた時に、電気系統は正常だったのでその制御基板だけ取り出して、その中で電源部だけ独立した基板になっていて使い易い形になっていたので保管しておいた。
3年前にアマ無線を再開することになり無線機を選択する過程で取り合えず電源も必要と言うことでこの基板を思い出して、ケーシングして電源装置としての形にしておいた。
基板の性能は出力電圧が24Vと5Vの2系統で、24Vは回路の定数変更で13.8±5V程に改造出来ることが分かったので半固定VRの調整で固定出力を13.8Vに設定した。レギュレーションは7A負荷で-0.3V程なので問題なく使えると思う。負荷電流が8.3Aで保護回路がシャットダウンしてしまう為に、現用のIC-7410では送信出力は20W程度が限度でフルパワーでは使えないので別の電源で稼働させて、これはしばらく遊休の状態だった。
最近になって144/430のFM20W機を譲り受けて常置場所固定機として使うのにこの電源で余裕十分なので目出度く有効活用出来ることになった。
友人から譲り受けた144/430MHzのFM20W機。
機種はバーテックススタンダードFT-90で、10年くらい前のモデルになるのかな。
定格電流は430MHzで約5.5Aなので電源としては十分余裕がある。
電源装置としての形にする
アングル材が沢山あったのでフレーム構造にした。
機能表示名はレタリング転写をクリヤラッカーで固定する。
電圧調整用のドライバー挿入孔(前部左)を設けておいた。
カバーはいずれ適当なものをあつらえてするつもり。
パネルは手持ちの材料寸法の都合でこの形に。
背面にコネクタ出力と電流計端子がある。