Update 10.Dec.2014
モービル・ヤエスFT-90をユーノスロードスターに搭載
モービル運用が出来る様にしようと思ってユーノスロードスターに車載機を搭載することにした。
この頃はこの車に乗る機会が少なくなっているのでどれだけアクティブに運用出来るかはわからないが、一応使える様にしておけばなにかと便利では無かろうかと言った程度の動機なのだが。
無線機は仕事場に設置してある144/430MHzのヤエスFT-90を共用でその都度付け替えて使うので仕事場と同じ取り付け方法のスロットインホルダーを車側にも取り付けて比較的簡単に付け替え出来る様にしてある。
オープントップでは走行ノイズなどの外来音で受信時の了解度が悪くなるので外部スピーカーが有れば良いのだが設置場所に適当な所が無くて難しそうなので、この車はシートのヘッドレストにオーディオのスピーカーがステレオで内蔵設置されているので、これを切り替えて無線機の外部スピーカーとして利用する。実際の使用感では耳元で聴くのでなかなか良さそうだ。
スロットインホルダーは仕事場のものと全く同じ物を作った。
センターコンソール横が平面ではないので別に台座をベークライトで作って用意した。
仮組立したホルダーとFT-90付属のモービルブラケット。前後にスライドさせて3段階にクリックして固定することが出来る。
ブラケットをホルダーにインサートした状態のイメージ。
センターコンソール横(運転席側)に台座を取り付け。
パーツを組み付けてスロットインホルダーの出来上がり。
FT-90をインサートして最奥クリックロックの装着状態。
マイクハンガーはアルミの端材を加工して作る。
センターコンソール横に樹脂用タッピングビスで取り付け。
アンテナからの同軸ケーブルはトランク内に引き込む。
直下のジャッキ収納部にある水抜き穴のめくらグロメットを通して車外底部に出す。
この車はドライブシャフトに沿ってパワー・プラント・フレームなるものがあってケーブルを安全に沿わせるのに最適。ギアシフトレバー辺りまで持って行く。
車体中央のコンソール裏側の空間に合わせて穴を開けてゴムグロメットを介して同軸ケーブルを室内に取り込む。
電源はACC電源から取り出すが、シガーライターなどの末端は電線が細いので気に入らず、イグニションンキースイッチの出力直後にコネクタハーネスを直付けして無線機本体に最短で接続した。20A位は楽に取り出せる程の容量が有る。
FT-90の実装。車内スペースなどの関係でやむなく縦配置。
ヘッドレスト・スピーカーはステレオなので左右2個有るが共通コモンを取ると不都合があるので左Ch用のみを無線機用外部スピーカーとして使う。インピーダンスは4Ω。
無線機からの出力は標準プラグと2Cスイッチ接点(2回路2接点)付ジャックでオーディオアンプ出力を切り替えて接続する。
シート下のコネクタで車体側の該当線2本を切断して予備配線済ジャックからの線をハンダ付け配線して熱収縮チューブ(スミチューブ)で絶縁被覆処理しておく。
一応ハーネスとしてテーピング処理。