Update 28.Dec.2013
50/144/430グランドプレーンアンテナ設置

期せずして車載機FT-90を譲り受けて144/430を運用することになって、変更免許が下りるまでの間室内でノンラジアルのモービルホイップを使ってワッチをしていたが、ローカル局でもリミッタレベル程度の感度なので非常に物足りないと言うことと、元々は50MHzのモノバンドGPを設置するつもりでいたのがHFのワイヤアンテナにマストを使ってしまったので、今回この機会にもう1本別にマストを立てて50/144/430の3バンドグランドプレーンアンテナを設置することにした。
ベースの取付は一番高い所の母屋木にしたかったのだが、母屋木の太さが不足なのと作業が困難で、既設の同軸ケーブルの長さも不足と言うことで結局は最初からの予定位置になった。


第一電波工業の3バンドグランドプレーン V-2000
コメットのGP-15と比較したが大した意味なくこちらにした。
GP-15の方が50MHzのGAINが大きいのだが。
BSアンテナ母屋木取付金具を流用する。
日晴金属のキャッチャーPAX-SJと言う製品で、ホームセンターとか家電量販店などではまず見かけないと思う。
防水も完璧と取説に謳ってあるが、肝腎の給電部のコネクタ部はどーみても浸水に不安な感じがするので自己融着性絶縁テープ、つまりエフコを巻いて念のための処理をしておいた。
同軸ケーブルは5D-FB15m、1m足りないので室内で延長。
母屋木にベースを取付けてパイプを固定する。ベースの取付は釘が付属しているがステンレスのタッピングネジで施工した。
パイプの曲げ角度が直角ではないし母屋木も傾斜があるので取付前に出来る範囲で調整しておく。
1mのアルミパイプをマスト接続金具を使って継ぎ足してある。ラジアルの調整がやり易い向きにして固定した。マストやエレメントで延長されてモーメントが大きくなっているので揺れでベース部にストレスがかかるのではないかと少し気がかりだが。
ベースからアンテナトップまで全長で約4mなので地上高は約10m、給電部では約7.5mになる。風圧で結構揺れるがステーは考えていない。アンテナ本体は風速50m/sに耐えるとあるが、金具も耐久性はあるだろうと思う。