Update 11.Aug.2013

50McA3ハンディトランシーバー
いつ作ったのかはっきり覚えていないのだが局免許が付与される前から有った。
まだ高1の少年の頃の話で、地元おなじみさんの集まりで近くの山の山頂のフィールドミーティングで受信だけと言う約束で持って行った記憶がある。受信だけなら問題ないと思ったのは大間違いで、受信機が超再生方式なものだから移動運用局のそばで使用するとクエンチングノイズがバンド全域に入ってしまって妨害を与えてしまうので50メートルくらい以上離れていろとのお達しが出て追い出されてしまった(笑)
送信出力は50mWくらいで、見とうしのロケーションでローカルの連絡程度の能力だが、山頂からなら下の街までの「DX」は出来た。
受信カバーリングは50〜51MHzくらいだったが、なにせブロードなものだからローカルの強信号だとほとんどそれで埋まってしまった。
コントロールはチューニング以外再生調整のみで、AFアンプのボリュームコントロールはない。
ケースは何かのパネルの流用だったかで1mm厚のアルミ板を手曲げで作ったもの。裏蓋の取付けはタッピングビスなのだが、すぐにネジバカになるのでその度にネジサイズが太くなっていった。
受信部は超再生式、送信部はHC-6/U水晶発振子3rdオーバートーンで発振からいきなり50MHzを送信する。受信音声アンプと変調器アンプ、スピーカーは送受共用でプレストークスイッチで切り替える。この頃のトランジスタはゲルマニウムのPNP型が主流なのでケースへは(+)接地になっている。電源の電池は単三×4または4AAの6V