DUCATI Sport 1000 S
サイドスタンドがエキパイに当たる(2)
前回の対策処置ではまだ不十分であることが判った。
収納する時は問題ないのだが、取り出しの時に力の掛かる方向とその強さによっては、軸のガタの分だけ更に押し込まれてエキパイに僅かに当たると言うもの。
更にもう少し手前で止まる様にすれば解決と判断して、前回のやり方でストッパーのスぺーサーを作り直すことにした。
材料はやはりステンレスを使用する。
前回利用したナットでは寸法不足なので、今回はM12のボルトのヘッド部分から切り出して加工した。
荒出しの後スタンドに現合で見繕いながらグラインダーとヤスリで少しずつ削ってストップ位置や傾斜を合わせて行くが、失敗するとまた初めの材料切り出しからになるので、ここはもっとも慎重に根気良く作業した。
今回のものは材料寸法に余裕があったので受圧面積と強度のあるものが出来上がったと思う。
取り付けは前と同じやり方で、M4×12のステンレス製キャップスクリュウに嫌気性ネジロックを塗布してしっかりと留める。
収納位置は前よりも更に外側に出ることになったが、周囲との干渉もなく外観的にも異和感はなく結果は良好。