DUCATI Sport 1000 S
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タンクのプロテクションパッド 急げ! 事は急を要する
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 | ライディングポジションは身体的条件からどうしてもタンクに密着するほどに前に寄る。 当然着衣や小物などで傷や打痕が付いてしまう。これは早く対処しないと! ドゥカティ・アクセサリーからその為のプロテクションパッドがリリースされているのだが、デザインや大きさ、オネダンなどどうも今一つ気に入らない。それに実質的な効果の程も。 それならと、いつもの様に自作することにした。 |
 | まず厚紙で型紙を作る。3次曲面をシワや空隙が出来ないように接着できて効果のある形を模索するが、1ピースの一枚板では成形品でない限り難しいので2ピースとすることにした。 材料は裏面にノリ加工した1mm厚のゴム板で、目的がスリ傷防止で接着性を考えればこれぐらいがいいと思う。 型紙に合わせて切り出して現合で細かく調整しながら仕上げて行く。角の部分はなるべく大きなRにする方が剥がれのきっかけになり難い。 |
 | 目分量と自分の感性を信じて貼付けるのだが、センターを決めて左右振り分けでシワと空隙を追い出しながら曲面に密着するようにして押さえてゆく。 大体でねらい通りの曲面をトレースしたので取り合えずこれで良しとする。 作業後に判ったこと。ストライプのセンターが少しずれていると思う。その為に貼り始め位置が狂って少し?って思うのだが...パッと見には判らない。 日本のメーカー車ならこんなことないなぁ...と思いながら、ま、いいか? |
 | 実走してみて前傾姿勢がきつくてタンク上面にも必要と判断して追加した。
このマシンの場合、荷物積載はシートカウルを取り外さない限りタンクバッグぐらいしかないと思うので、その取り付けも合わせたプロテクションも考えなければならない。 |